腸の病気について
『最近の消化管内視鏡検査』(西広島タイムス)
『最近の消化管内視鏡検査』のコラムが西広島タイムスに掲載されました。(2020.10.29)
一般的に内視鏡検査は、胃腸の病気を調べる時や検診で行われます。近年、機器や麻酔の進歩により診断精度が向上し、検査の苦痛を緩和できるようになりました。その内視鏡検査の最新の技術を一部紹介します。
【経鼻内視鏡検査】胃内視鏡検査は口からの挿入が一般的でしたが、検査時の吐き気を抑えることが期待され、外径が約5mmの細い内視鏡を鼻から挿入する方法が増えてきました。以前は、経口内視鏡に比べ画質が劣っていましたが、技術の進歩により画質が向上しました。
【大腸内視鏡検査】曲がりくねった大腸の深部に内視鏡を挿入する技術を要する検査です。最近は、内視鏡が腸壁に当たっても無理なく通過できる機能(受動湾曲)や、お腹の張りを軽減する炭酸ガス装置、腸内に空気を入れずに深部に挿入する方法(無送気挿入法)など、腸の負担を減らす方法が普及しています。技術の進歩により検査時の苦痛が緩和し安全性が向上しました。
一般的な挿入法
無送気挿入法
胃腸の病気を発見するための大変有用な検査です。特に40歳以上の方は定期的な検査をお勧めします。
見逃していませんか?『腸からのお便り』(西広島タイムス)
見逃していませんか?『腸からのお便り』のコラムが西広島タイムスに掲載されました。(2020.7.29)
誰もが知っている通り、私たちは食事をした後に便を排泄します。健康な便は、水分が80%で、残り20%が固形成分です。固形成分の2/3が腸内細菌やはがれた腸の内壁で、残りの1/3が食物繊維といった食べ物のカスです。健康な便は、形状はバナナ状、色は黄褐色、匂いが強くないものとされます。
要注意の便は、鮮やかな赤色や赤ワイン色の便のほか、どろっとした粘液を伴う便や細い便、長引く下痢や便秘の場合などです。腸内環境の悪化が原因のこともありますが、治療が必要な大腸炎や痔のほか、大腸がんが隠れていることもあります。大腸がんを見逃さないためにも、便の形や色を普段から観察することが大事です。
40歳以上の方で「便のチェックリスト」が複数あてはまる場合は、早めに受診されることをお勧めします。
表:便のチェックリスト
症状 | 大腸・肛門の病気 |
---|---|
□出血を伴う便 | 痔、大腸炎、憩室出血、大腸がん |
□粘液を伴う便 | 痔、大腸炎、直腸脱、大腸がん |
□細い便 | 痔、過敏性腸症候群、大腸がん |
□便秘の悪化 | 痔、高度便秘、腸閉塞、大腸がん |
□残便感 | 痔、大腸炎、大腸がん |
大腸がんについて (西広島タイムス)
大腸がんについてのコラムが西広島タイムスに掲載されました。(2019.11.28)
大腸がんの罹患数(1年間で大腸がんと診断される人の数)と死亡数は、30年余り続いた平成時代の間に男女ともに2倍以上に増加しています。最新の統計では、男女合わせると、がんの中で最も罹患数が多く、男性は10人に1人、女性は13人に1人が大腸がんにかかるといわれています。加齢とともに罹患率は上昇するので、40歳以上の方は対策が必要です。
症状は、出血や便が細くなるなどの排便の変化や、お腹の張りなどの腹部症状がありますが、無症状のことも多いのが特徴です。そのため、自覚症状から早期に発見することは困難であり、検診を受けることが重要です。
大腸がん検診(便潜血検査)は、大腸がんでの死亡率を減少させることが明らかになっています。検診で陽性の場合は、大腸内視鏡検査が必要となります。
大腸がんの前段階であるポリープ(腺腫)や、早期がんは内視鏡で切除することが可能ですので、検査と同時に治療を受けることもできます。
定期的な検診を受けること、検診異常や症状があった場合には、ためらわずに大腸内視鏡検査を受けることが大事です。
表:便潜血検査で陽性となりうる病気
病名 | 症状 |
---|---|
大腸がん | 血便、便が細い、お腹が張る |
大腸ポリープ | なし |
潰瘍性大腸炎・クローン病 | 腹痛、下血、下痢 |
痔 | 出血、肛門痛、脱出 |
便に血が混じる病気について(西広島タイムス)
便に血が混じる病気「潰瘍性大腸炎」が西広島タイムスに掲載されました。(2019.10.25)
Q.ゆるい便とお腹の不調が続き、出血もみられます。大丈夫ですか?
A.排便時に出血する病気の多くは、「肛門の病気」と「大腸の病気」に分けられます。肛門の病気で出血する代表例はいぼ痔と切れ痔です。大腸の病気で出血する代表例は大腸炎、大腸がんなどです。腹痛や軟便を伴う血便は、大腸炎が疑われ、近年増加し続けている潰瘍性大腸炎の可能性があります。この病気は、若年者から高齢者まで幅広い年齢層で起こり、大腸の粘膜に炎症が起こり、びらんや潰瘍が生じる病気です。細菌やウイルスによって炎症が起きる腸炎とは異なり、自分の免疫細胞が、自分の大腸粘膜を攻撃することで発症すると考えられています。診断は大腸内視鏡や組織検査を行います。治療は、薬で炎症を制御しますが、炎症の強い時期(活動期)と落ち着いている時期(寛解期)を繰り返すことが多く、治癒することが難しいため、難病指定とされています。治療の開始が遅れると、大腸炎が重症化する場合もありますので、出血は放置せず、早めに専門医にご相談ください。便に血が混じる病気「潰瘍性大腸炎」が西広島タイムスに掲載されました。(2019.10.25)
潰瘍性大腸炎
正常
ガスが溜まる症状について (西広島タイムス)
げっぷやおならについてのコラムが西広島タイムスに掲載されました。(2019.8.28)
げっぷは、胃内に入った空気が口外へ排出される症状です。げっぷとして排出されない空気は腸内で発生したガスと一緒になり、肛門から排出されます。これがおならです。いずれの症状も、人前では抵抗があるので、悩みにつながりやすい性質があります。
げっぷは、食べ方を工夫することで軽減されますが、胸やけなどの症状を伴う場合は、逆流性食道炎の治療が必要な場合もあります。
頻回のおならは、便秘や過敏性腸症候群などの病気が影響している可能性があります。腸内に便が滞留することでおならの回数が増えたり、お腹が張りやすくなります。毎日排便があっても、量が少ない場合は一時的な便秘治療により悩みが解決することも少なくありません。また、食べ物(食物繊維や乳製品など)により腸内ガスの発生につながる場合があるため、特に過敏性腸症候群の方は注意が必要です。
いずれも症状がでること自体は病気ではありませんが、治療が必要な病気が隠れている場合があるので、頻回に出る場合は専門医の受診をお勧めします。
【げっぷとおならの対策】
①我慢しない:自然消失は期待できない
②早食いをやめる:飲み込む空気の量が減る
③高脂肪食を控える:逆流性食道炎や臭いの原因に
④便秘をしない:排便リズムを整える
⑤腸内環境を整える:バランスのとれた食事をとる
※要注意ポイント!!
現代のブーム?である腸活。当院でも積極的に取り入れることを推奨しています。
しかし、テレビや雑誌に紹介される方法を片っ端から試して、うまくいかず落ち込んでいる方が非常に多く外来に受診されます。
メディアで紹介される腸活は、『すべての人にあてはまるとは限らない』のが事実です!
もう少し強くいえば、『体質によっては悪化させることがある』ということもあるくらいです。
現在推奨される腸活は、過敏性腸症候群の方にとってはお腹の張りや下痢につながってしまう食材が非常に多いのが実情です。腸内フローラの環境も影響します。
メディアや友人が勧める腸活も、数週間試して、合わなかったら方法を変えてみましょう。
NBI内視鏡システムについて (西広島タイムス)
NBI内視鏡システムついてのコラムが西広島タイムスに掲載されました。
内視鏡検査の最大の目的は「がんの早期発見」と言えます。
最新の内視鏡の性能は、医療の進歩や画質の向上に伴い、小さな病変も詳細に観察することができるようになり、さらに、内視鏡から出る光を調節することで、がんを発見しやすくする機能も備えています。
NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)とは、2つの異なる波長の光を粘膜にあてることで、粘膜の表面構造や毛細血管をくっきりと写し出すという技術です。
がんやポリープでは、表面の構造や毛細血管が周囲の正常組織と異なっているので、NBIを使うことにより腫瘍が浮かび上がって見えます。つまり、通常の内視鏡では発見が難しいがんもNBIにより見つけやすくなります。
胃がんと大腸がんの罹患数は多く、男女ともにがんの中で上位3位以内です。しかし、いずれも早期に治療するとほとんどが治癒することができます。
がんの早期発見には定期的な検査が重要です。
胃がん
通常光
NBI
食道がん
通常光
NBI
大腸がん検診について (西広島タイムス)
大腸の病気ついてのコラムが西広島タイムスに掲載されました。
大腸がんは、最近の統計では、男性は11人に1人、女性は13人に1人が一生のうちに診断されるとされており、近年増加傾向で男女ともに多い病気です(国立がん研究センターがん情報統計より引用)。
大腸がんは、早期の段階で発見されれば、90%以上と高い確率で治癒することができ、粘膜内がんであればさらに高率です。
しかし、血便や便通異常などの症状が現れた時には、すでにがんが進行している場合があり、そのまま放置すると手遅れになることがあります。そのため、自覚症状がなくても、繰り返し検診を受け、早期に発見することが重要です。
便潜血検査が陽性となる病気は、大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎、痔などが挙げられます。痔のある方は、便潜血検査の陽性が“痔のせい”と決めつけるのは危険です。“痔からの出血”と思い込んでいると、“大腸がんが隠れていた”ということが実際にあります。
便潜血検査が陽性の方はもちろん、陰性でも約30%程度に進行がんがみつかることもあるため、出血や便通異常を繰り返す方、大腸ポリープを放置している方は、早めに専門医の診察をお勧めします。
飲酒に関する病気について (西広島タイムス)
飲酒に関する胃腸、肛門の病気ついてのコラムが西広島タイムスに掲載されました。
お酒を飲む機会が多い季節に注意すべき胃腸、肛門の病気を中心にまとめました。
中には、後で後悔するような強い痛みが出る病気や入院が必要となってしまうような急性の変化が起きる病気もあります。
やはりお酒はほどほどにしましょう。
便秘について (西広島タイムス)
便秘についてのコラムが西広島タイムスに掲載されました。
便秘は非常に多くの方が悩んでいる、誰もが知っている腸の病気の一つです。
そのため、街中の薬局でもたくさんの種類の下剤が陳列されており、どの下剤が良いか迷うほどです。
便秘対策として、下剤を使用することは有効ですが、下剤の中には徐々に効かなくなってしまい、自力の排便が困難となってしまう種類もあります。いわゆる”クセ”になってしまうわけです。
こうなると、使用できる下剤の種類がなくなってしまい、日常的に便秘で悩むことになってしまいます。
自己判断で長期間使用するのは、リスクもありますので、長年悩んでいる方は早めに相談してください。
大腸ポリープ切除術 ~コールドポリペクトミーについて~ (西広島タイムス)
大腸ポリープ切除術(コールドポリペクトミー)についてのコラムが掲載されました。
大腸がんは、食事の欧米化が要因ともいわれ、生活習慣が大きく関わる病気です。その多くは良性のポリープ(腺腫)からがんに移行します。つまり、腺腫を切除することで、がんの予防ができます。※コールドポリペクトミーについては、「胃・大腸内視鏡検査」のページをご参照ください。
大腸ポリープは自覚症状がありませんので、検診が非常に重要です。肛門からの出血や腹部の張り、便の不整(便秘や下痢)など何か症状がみられた際は、検査をすることをお勧めします。
【大腸がんのリスクを上げる可能性がある生活習慣】
喫煙 … 可能性あり
肥満 … ほぼ確実
飲酒 … 確実
糖尿病 … 可能性あり
保存肉/赤肉 … 可能性あり
【大腸がんのリスクを下げる可能性がある生活習慣】
運動 … ほぼ確実
食物繊維 … 可能性あり
カルシウム… 可能性あり
※国立がん研究センター「日本人のためのがん予防法」より引用
過敏性腸症候群の食事療法について
以前にも健康コラムでご紹介しましたが、過敏性腸症候群とは、腸に炎症などがなく、主にストレスが原因で下痢や便秘を繰り返す病気です。日本人の10人に1人がこの病気にかかっているといわれており、腹痛を伴う便秘や下痢の症状で悩まれている方は非常に多いとされます。
今回は、その過敏性腸症候群の食事療法に関して、最近話題のFODMAP(フォドマップ)食についてご紹介します。
FODMAPとは、
Fermentable Oligosaccharides(発酵性オリゴ糖)
Disaccharides(二糖類)
Monosaccharides(単糖類)
And
Polyols(ポリオール)
の頭文字をつなげた言葉です。
糖類の多くは消化酵素で分解され小腸で吸収されますが、FODMAPは小腸で吸収されにくいため、そのまま大腸に到達します。そして大腸内での発酵が進み、過剰なガスが発生し、そのガスが大腸を圧迫し下腹部の不快な症状を引き起こします。
過敏性腸症候群で悩まれている方には低FODMAP食をお勧めします。
反対に、上の表にも挙げたようなヨーグルトや漬け物(高FODMAP食)を食べると、症状が悪化する可能性があります。
ただ、注意したいのは高FODMAP食にも栄養価の高い食材や便秘に有効な食物繊維を多く含むものもたくさん含まれます。ヨーグルトなどの乳製品は便秘に有効であることもご存知の通りです。
低FODMAP食は、症状の強い時に短期間(数週間)から開始して、症状が落ち着いたら元の食習慣に戻すという食事法をお勧めします。
大腸がんの検診の重要性 ~40歳を過ぎたら年に1回大腸がん検診を~
大腸がんは40歳を過ぎると大腸がんにかかる割合が年々増加してきます。この統計データをもとに、大腸がん検診を年に1度受けることを厚生労働省は勧めています。
ただし、検診で行われる便潜血検査の結果が必ずしも正しいとは限りません。
大腸がんではないのに陽性反応がでる可能性(偽陽性:ぎようせい)や、逆に大腸がんの見逃し(偽陰性:ぎいんせい)もあります。
繰り返し検診を受けることが、大腸がんの見逃しを防ぐことにもつながり、死亡する確率を下げられることが証明されています。しかし、まだまだ検診の受診率は低いのが現状です。
大腸がんの早期の段階では自覚症状がなく、かなり進行しないと現れてきません。ですので、毎年の定期的な検診を受けることが早期がんの発見には欠かせません。
便の性状が安定しない方、出血がある(あった)方、便が細くなった方、おなかの張りを感じる方、大腸ポリープを指摘されたことがある方、など、何か気になるお腹の症状がある方は検診結果が問題ない場合でも、内視鏡検査をお勧めします。
大腸がんはがんの中で最もかかる人数が多いといわれています。日本人の2人に1人ががんにかかるという統計からも、大腸がんは非常に身近な病気であるという意識をもって、自己管理を行うことが非常に重要です。
過敏性腸症候群について
過敏性腸症候群とは、腸に炎症などがなく、主にストレスが原因で下痢や便秘を繰り返す病気です。
症状によって、「下痢型」、「便秘型」、「混合型」にわけられ、下痢型は男性に多く、便秘型は女性に多い傾向にあります。
いずれも腹痛を伴い、排便後にはその腹痛が軽減するのが特徴です。不安を感じたり、緊張するとお腹が痛くなったり、過労や睡眠不足などの不規則な生活も原因とされています。
予防法としては、ストレスを軽減できるよう、規則正しいリラックスした生活が良いでしょう。
体質のように慢性的に症状が持続している方も少なくありません。
食生活などの生活習慣を気を付けるだけで改善することもありますが、長引く場合は専門医の診察をお勧めします。
大腸ポリープについて
大腸ポリープは大きく「腫瘍性ポリープ」と 「非腫瘍性ポリープ」に分けられます。
非腫瘍性ポリープには炎症性ポリープや過形成性ポリープがあり、大腸がんになることはほとんどなく、特殊なものを除いて基本的に切除の必要はありません。
一方で、腫瘍性ポリープには良性の腫瘍と悪性の腫瘍があります。悪性の腫瘍がすなわち「がん」です。ただし、ポリープの形態をしたものは多くの場合早期のがんです。
良性の腫瘍は、「腺腫(せんしゅ)」と呼ばれ、大腸ポリープの中で最も多いとされます。
☆ 大腸腺腫 ☆
腺腫はがんになる一歩手前の状態(前がん状態)であり、大きくなればなるほど大腸癌のリスクが高くなります。前がん病変であるポリープを切除することで大腸がんを予防することができます。そのため、大腸内視鏡検査で腺腫を発見することは重要です。
しかし、実際には使用している器械や医師の経験により腺腫の発見率は大きく異なります。すでに海外の報告で、腺腫発見率( ADR )の高い医師は大腸癌を多く予防していることが証明されています( 2014 年の米国の報告 N Engl J Med 2014; 370:1298-1306 )。
大腸ポリープは自覚症状がなく進行しますので、定期的な専門医による内視鏡検査をお勧めします。
便秘の予防と対策
便秘の予防には食生活の改善や適度な運動、排便の習慣づけ、また十分な休養が必要です。
中でも、食生活の改善は重要なので、便秘で悩んでいる方はこの機会に見直してみましょう。
① 食事は規則正しく
不規則な食事は腸の働きを鈍くしてしまうので、1日3回しっかり食べましょう。特に、朝食は抜かないようにしましょう。
② 食物繊維や水分を十分に摂る
食物繊維は腸のぜん動運動を高め、便の排泄をしやすくします。芋、豆、野菜、果物、キノコ、海藻、玄米など食物繊維を含む食品を多めに摂りましょう。
摂取量は1日18~20gが目安です。
水分が不足すると便が硬くなります。水分が含んだ便は容量が増して、腸に刺激を与えて便意を起こしてくれるので、水分を十分に摂りましょう。
朝起きたら、冷たい水や牛乳を飲むのも効果的です。
③ 主食はなるべくご飯にする
米などの穀類に含まれるレジスタントスターチという難消化性でんぷんは、小腸で消化されず大腸で食物繊維と同じような働きをします。小麦粉を使用したパンや麺類は、このような作用はあまりないので、ご飯を食べることをお勧めします。
④ 過度なダイエットは避ける
食事量を減らしたり、脂肪分を減らしすぎると、便の容量も少なくなり腸の動きも悪くなるため、便秘の慢性化を招きます。バランスのとれた食事を心がけましょう。
仕事や家事で忙しい方も、1日2食は、主食(ごはんなど)』、『副菜(野菜、きのこ、いもなど)』、『主菜(肉、魚など)』などのバランスのとれた食事を摂ることをお勧めします。
⑤ 腸内環境を整える食品を摂る
乳酸菌は腸内の善玉菌のエサになり、悪玉菌を追い出して善玉菌を増やそうという整腸作用があります。乳酸菌を含むヨーグルトや納豆、キムチ、味噌などの発酵食品、オリゴ糖などを積極的に摂りましょう。