消化器内科について
消化器内科は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸までの消化管と肝臓、胆のう、脾臓などに関連する病気を専門とする診療科目です。消化器内科では、症状を詳しくお伺いしたうえで、必要に応じて血液検査や超音波検査、内視鏡検査を行い病気の診断と適切な治療を行います。腹痛、下痢、便秘といった日常生活でよく起こる症状でも、胃がんや大腸がんなどが原因で起こっている可能性があります。繰り返す症状や慢性的に続く症状は、早めに消化器内科を受診しましょう。
このような症状やお悩みは消化器内科へご相談ください
- お腹の調子が悪い
- 胃もたれが続く
- 胸焼け
- 便秘や下痢
- 血便
- 吐き気が続く
- 体重減少
- 胃痛
- 体や皮膚、目の白目などが黄色くなった
- 食後に背中の痛みがある
など
消化器内科で対応可能な疾患
など
当院で行う内視鏡検査の特長
胃カメラ・大腸カメラ検査は、胃がん・大腸がんの早期発見に欠かせません。
胃がん、大腸がんは男女ともに死亡率の上位に入る注意すべき疾患です。ただし、胃がん・大腸がんは、ステージⅠの早期発見ができれば90%以上の高い確率で治療が可能ながんです。
そのため、特に症状が無くても定期的に内視鏡検査を受けていただくことで、胃がん・大腸がんの早期発見につながります。
つらい・痛いイメージのある内視鏡検査ですが、より多くの方に気軽に受けていただくために、鎮静剤を使用してリラックスした状態で検査を行っています。
ピロリ菌の除菌治療
ピロリ菌に感染していると、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどの器質的疾患だけでなく、機能性ディスペプシアなどの発症リスクが高くなります。
除菌治療は、胃酸分泌を抑える薬と、2種類の抗生物質を服用する薬物療法です。170〜80%の方が一次除菌で除菌に成功します。
ピロリ菌感染検査は、胃カメラを使う方法と胃カメラを使わない方法があります。検査でピロリ菌陽性がでたら、早めに除菌治療を行いましょう。