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ジオン注射療法(ALTA療法)とは

ALTAとは硫酸アルミニウムカリウム・タンニン酸水溶液のことで、2005年3月に登場した硬化剤です。いぼ痔を切らずに注射で治す新しい治療法で根治が可能です。ALTA療法は4段階注射法ともいい、一つのいぼ痔に対し4か所注射します。注射したところは硬くなり、脱出や出血が改善します。注射による痛みや出血はほとんど無く日帰り治療が可能です。

ALTAとは硫酸アルミニウムカリウム・タンニン酸水溶液のことで、2005年3月に登場した硬化剤です。いぼ痔を切らずに注射で治す新しい治療法で根治が可能です。ALTA療法は4段階注射法ともいい、一つのいぼ痔に対し4か所注射します。注射したところは硬くなり、脱出や出血が改善します。注射による痛みや出血はほとんど無く日帰り治療が可能です。

内痔核とは

痔核は、いきみすぎることなどによって肛門に大きな負担がかかり、静脈叢がうっ血して腫れた状態のことです。内痔核は直腸に痔核が生じ、排便時の脱出や出血などの症状が現れます。飛び出した痔核は初めは自然に元に戻りますが、いずれ押し込まないと戻らなくなり、最終的には押し込んでも戻らない状態となります。

いぼ痔(痔核)について

日帰りで受診可能なジオン注射療法(ALTA療法)

ジオン注射療法(ALTA療法)は外に飛び出す内痔核に効果的です。注射で内痔核に入ってくる血流を少なくすることで、内痔核を小さくします。縮小した内痔核は直腸粘膜に癒着・固定され、外に飛び出さないようになります。痛みが生じる場所には注射をしないため、治療で痛みが生じる心配はありません。また、手術とは異なり術後の出血が起こることも稀です。さらに、内痔核の症状として出血が起こっている場合も、翌日以降には落ち着く傾向にあります。

ジオン注射療法の治療

内痔核は知覚神経が通っていない粘膜組織にできるため、注射をしても痛みが起こる心配はありません。治療が終わりましたら個室のリカバリールームで約30分間休憩して頂き、その後ご帰宅頂きます。

効果の発現方法

治療直後から数日

内痔核に入ってくる血流が少なくなります。出血症状が起こっていた場合でも、大抵は翌日以降に落ち着きます。また、次第に脱出も起こりづらくなります。

1週間~1ヶ月

内痔核が小さくなっていきます。痔核の支持組織も小さくなって、元の場所に痔核が癒着・固定されるため、脱出しづらくなります。

1ヶ月以降

出血が起こらなくなり、肛門の周りの腫れや内痔核の脱出も起こりづらくなります。

治療の流れ

当日

排便後に治療を行います。
注射が終わりましたら、個室のリカバリールームで約30分間休憩して頂き、その後ご帰宅頂きます。

翌日

問診で肛門や内痔核、周辺の状態をチェックします。病状に応じて軟膏なども処方します。

1週間後

問診で状態をチェックします。今後の通院回数は、治療前の内痔核のサイズと、現状の状態をもとに決定します。

1~3ヶ月後

大抵は痔核がかなり小さくなり、脱出しなくなります。

ジオン注射療法の副作用について

治療当日 下腹部痛、血圧低下、嘔気(むかつきや吐き気)など
治療翌日 肛門部の不快感※数日で落ち着きます。
1週間程度 注射部分の粘膜の硬化※大抵は自然に治まります。
1~3週間 一時的な発熱が起こることがあり、内服薬を使って炎症を落ち着かせます。
1ヶ月~1年 排便異常が起こる場合があり、起こった際は当院までご相談ください。

治療後の排便に関する注意事項

治療の当日から排便しても問題ありません。なお、時間は5分程度で済ませるようにし、無理やり排便することは控えてください。院内だけでなくご自宅での排便も問題ありません。
出血は一定期間続く可能性があり、治療後1〜3ヶ月の間は出血が生じる可能性があります。
排便できない、少量しか出ないといった排便異常が起こっている際は、なるべく早めに当院までご相談ください。

治療後の注意事項

ジオン注射療法は日帰りで治療でき、痛みが生じないことが最大の特徴ですが、早期回復のためにいくつかの制限を設けさせて頂きます。

入浴

治療当日はシャワーのみでしたら問題ありません。患部を温めることで鎮痛効果・治癒促進につながるので、入浴可能な翌日以降は、できるだけ湯船に浸かるようにしてください。

食事

アルコール・香辛料などの刺激物は治療後1週間はお控えください。医師の許可が出た後も少量ずつから摂取するように注意してください。

日常生活

デスクワークのような仕事なら翌日から再開して頂けます。なお、重いものを持ち上げるなどの肛門に負荷がかかる動作は、医師が許可するまで控えてください。
治療当日の車、自転車、バイクの運転は控えてください。また、自転車やバイクの運転で肛門に負荷がかかるため、治療後1週間は運転しないようにしてください。
椅子には深く腰掛けず、定期的に立ち上がって歩くようにしてください。

痔の再発を防ぐための有効な予防策

正しい排便習慣

  • 早起きして朝食を摂り、トイレに行くことを習慣化しましょう。
  • 便意を催したらすぐにトイレに行くようにしてください。
  • 排便時間は5分以内とし、それ以上長い時間は無理やり排便しないようにしましょう。
  • 残便感があっても無理に全て排便しようとすることは控えてください。

食生活

  • 毎回の食事で食物繊維を積極的に摂取しましょう。
  • のどが渇く前に適宜水分補給をしましょう。
  • 香辛料などの刺激物の過剰摂取は控えましょう。
  • 冷たいものの過剰摂取は控えましょう。
  • お酒は飲み過ぎないようにしましょう。

その他

  • お腹を冷やさないように注意してください。
  • 適度な運動を習慣化しましょう。
  • 毎日湯船に浸かり、身体の芯まで温めるようにしてください。
  • 長時間同じ姿勢でいることは避け、適宜休憩を取って身体を動かしてください。
  • 睡眠不足や疲労の蓄積を避け、ストレスを適度に発散しましょう。

治療費用について

項目 1割負担 3割負担
ジオン注射 10,000円 28,000円
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