先制医療
先制医療について
先制医療とは、予防医学の一種で、何も症状がない病気になる以前の段階(未病期)から、個人のバイオマーカーを調べることで,将来起こりやすい病気を疾患の発症前に診断・予測し、予防しようという考えです。一言でいうと、「個別化予防」です。
バイオマーカーとは、血液や尿などの体液や組織に含まれる、タンパク質や遺伝子などの生体内の物質で、病気の指標となるものをいいます。
とうげ外科胃腸科が「先制医療」に力を入れる理由
健康長寿を目指し、健康を維持するために
病気になる前にやるべきことがあります
人間の死亡原因の順位は、1位:がん 2位:心臓疾患 3位:脳卒中です。これらの病気を予防すること、または、早期に発見し克服することで、多くの人が健康寿命を伸ばし、QOL(quality of life:生活の質)の高い人生を過ごすことが可能となるはずです。
これらの病気に絶対にならないようにすることは不可能ですが、医学の進歩により、まだ病気が発症していない時期(未病期)に、予防の強化や超早期診断をすることで、ある程度病気の発症を防ぐことが可能です。
この役割を担う医療が先制医療です。文字通り、病気が発症する前に先制攻撃をするわけです。
これらの医療は、地域住民の方にとって身近なクリニックが担うべき役割の一つと考えます。
現在でも様々な研究が進み、これからの時代に注目される新しい医療分野と考えます。

とうげ外科胃腸科の「先制医療」の特徴
当院で行う先制医療は、健康寿命の延進とQOL(生活の質)の向上を目的とします。
人間の死亡率上位である「がん」「心疾患」「脳血管疾患」をターゲットとして、がん予防とがん超早期発見、生活習慣病予防、動脈硬化予防を中心に行います。
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1.がん遺伝子
・マイクロアレイ検査:がんを遺伝子レベルで解析し、4種のがんを高精度で早期がんの段階に診断可能。
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2.腸内細菌
・腸内フローラ検査:腸内に生息する細菌を検査し、腸のケア、疾患予防に繋げる。
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3.医と食
・栄養指導:日々の食事やサプリメントを工夫することで、がん予防、生活習慣病予防が可能。注意すべき食習慣と具体的な実践について理解し、疾患予防に繋げる。
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・動脈硬化エコー検査