本通駅・紙屋町西駅・
紙屋町東駅・県庁前駅徒歩1分
日本大腸肛門病学会
専門医・指導医による
肛門科治療・手術に対応
FEATURE
POINT
160坪の
広々とした
クリニック
POINT
土曜日
の診療
POINT
いぼ痔の
ジオン注射に
対応
本通駅・紙屋町西駅・
紙屋町東駅・県庁前駅徒歩1分
日本大腸肛門病学会
専門医・指導医による
肛門科治療・手術に対応
POINT
160坪の
広々とした
クリニック
POINT
土曜日
の診療
POINT
いぼ痔の
ジオン注射に
対応
PROBLEM
肛門の出っ張り
お尻からの出血
肛門が痛い
肛門、おしりが
かゆい
おしり・肛門の痛みやかゆみ、排便時の出血などの症状があっても、肛門科の受診は気恥ずかしさから躊躇される方も多くいらっしゃいます。
肛門の病気は、放置したままでいると手術が大変になる場合もあるので、できるだけ早めに治療を行うことが大切です。
少しでも違和感などがあれば、早めに肛門科を受診しましょう。
当院は、他の診療科も備えており、受診時にどの診療科を受診するのか周囲の患者様にわからないように配慮しています。
受付の際に、症状について声に出して確認することはありません。診察室は、外に声が漏れる心配もありません。お越しいただく方の不安を少しでも取り除いていけるように、細部にまで配慮しています。
FEATURE
上質な空間で
精度の高い日帰り手術を提供
160坪の広さ
広島県内屈指の日帰り手術専門施設
日本大腸肛門病学会専門医・
指導医による肛門科治療・手術
土曜日
治療や日帰り手術に対応
複数標榜科目の為、
受診する診療科を
周囲に分からないように配慮
検査・治療・手術まで
幅広く対応
WEB予約や事前WEB問診を
導入し、待ち時間を削減
本通駅・紙屋町西駅・紙屋町東駅・県庁前駅 各駅より徒歩1分
痔は、いぼ痔・切れ痔・痔ろうに分けられます。
いぼ痔は、痔の中で特に発症が多くみられます。いぼ痔は、肛門周囲の毛細血管が集まった静脈叢がうっ血して、腫れができている状態です。発症する場所によって内痔核と外痔核に分けられます。
内痔核は、肛門の歯状線よりも内側にできるいぼ痔で、痛覚がないので発症しても痛みなどの症状は少ないです。
外痔核は、歯状線よりも外側の肛門上皮にできるいぼ痔で、痛覚があるので強い痛みを伴います。
内痔核・外痔核ともに排便時に強くいきむことにより、肛門に負担がかかりうっ血して発症します。慢性的な便秘によって、再発を繰り返しやすいので注意が必要です。
スキンタグ(肛門皮垂)は、皮膚がたるんでシワになった状態です。いぼ痔や切れ痔などで腫れた皮膚が、治療後に腫れが引くことで起こりやすくなります。
たるみが小さい場合は、特に自覚症状もありませんが、大きい場合は異物感や違和感があります。排便後にトイレットペーパーで拭くときに邪魔になるほどのたるみは、肛門周囲が不潔になることがあるので、注意が必要です。
切れ痔は、便秘などで硬い便が通過するときに皮膚が切れたり裂けてしまう状態です。便秘の他に、勢いが強い下痢でも起こりやすいです。排便時に強い痛みや出血がありますが、比較的早く症状は治まります。出血も、トイレットペーパーに少量の血がつく程度がほとんどです。
切れ痔は、早期に治療を行えば坐薬や軟膏など体への負担が少ない治療で完治が見込めます。便秘を繰り返すと、治療後も再発する恐れがあるので、切れ痔の治療と合わせて便秘の改善を行う必要があります。
切れ痔が重症化すると、裂けた部分が潰瘍化や瘢痕化して肛門狭窄を起こすことがあります。
痔ろうは、肛門周囲に細菌感染して炎症が起こり、直腸と肛門皮膚がトンネル状に繋がっている状態です。肛門周囲膿瘍が進行して発症します。
肛門の皮膚と直腸粘膜の境目にある歯状線に、肛門陰窩というくぼみがあって、そこに便が入り込んで細菌感染を起こすと、炎症や化膿によって肛門周囲膿瘍が起こります。特に下痢をしやすい方は、肛門周囲膿瘍が起こりやすいと言われています。
膿が溜まると、出口を探してトンネル状の瘻管を作り皮膚を貫通させてしまいます。抵抗力が弱くなっている方や下痢しやすい方は注意が必要です。
治療は、手術が必要となります。放置しているとトンネルが複雑になって手術も難しくなるので早めに肛門科を受診しましょう。
痔の他にも、おしりには様々な病気があり、それぞれに適した治療が必要です。
おしりからの出血、血便は、肛門以外に消化管からの出血も考えられます。その場合、内視鏡検査を受けていただく必要があります。当院では、胃カメラ・大腸カメラ検査にも対応しているので、お尻からの出血や血便の症状がある方はご相談ください。
いぼ痔の治療
ALTAとは硫酸アルミニウムカリウム・タンニン酸水溶液のことで、2005年3月に登場した硬化剤です。いぼ痔を切らずに注射で治す新しい治療法で根治が可能です。ALTA療法は4段階注射法ともいい、一つのいぼ痔に対し4か所注射します。注射したところは硬くなり、脱出や出血が改善します。注射による痛みや出血はほとんど無く日帰り治療が可能です。
皮膚切開して、痔核を含んだ粘膜を切除します(肛門括約筋は傷つけることなく温存されます)。痔核につながる血管があるため、根部を糸でしばります(結紮)。大きく脱出する痔核でも治すことができ、最も根治的に治療できる標準術式です。ALTA療法を併用することでほとんどの症例で日帰り手術が可能ですが、脱出する痔核の個数が多い場合や痔核が大きい場合は、入院治療が必要な場合があります。
ハイブリッド手術は、ジオン注射と結紮切除術を組み合わせて行う手術です。数か所に痔が発生している場合、全てを1回で切除すると狭窄や変形などのリスクが高くなります。そのため、小さいものはジオン注射を行い、切除範囲を小さくする。
切れ痔の治療
慢性裂肛、見張りイボ、肛門ポリープを切除し、創部を整えます。
括約筋の緊張が強いことが裂肛の原因と判断された場合は、内括約筋の一部を切開し、肛門の拡張をはかります
慢性裂肛および瘢痕狭窄部を切除し、狭窄を解除します。切除部が再び瘢痕狭窄をきたさないように、肛門管外の皮膚と縫合し、切除部分に肛門皮膚をスライド(減張切開)させます。
痔ろうの治療
痔ろうと診断された場合は、原則として手術が必要となります。
肛門周囲膿瘍の治療後も、痔ろうにならないこともあります。この場合は経過観察となります。
瘻管の深さや、本数、枝分かれなどの詳細な状況は、触診のみで把握できるものばかりではありません。
当院では、最適な治療選択を行うために肛門超音波検査を用いてより専門的に診断をします。
この検査は、MRIでもはっきりしない痔ろうも詳細に診断が可能で、治療法を選択する上で非常に重要です。
痔ろうは長期に放っておくと、まれに「がん」になることもあり注意が必要です。
瘻管を開放し、底部からの治癒をはかります。瘻管が括約筋を深く貫かない浅い痔瘻に適応となります。
痔瘻の管をくり抜き、瘻管を切除します。肛門変形のリスクが低く、短期間で治癒が得られます。
痔瘻の管を切除し、ゴムを留置します。術後1か月くらいより、ゴムを締めていき、自然脱落をはかります。肛門変形のリスクが抑えられます。
麻酔は、基本的に全身麻酔(局所麻酔と静脈麻酔を併用)で手術を行います。
下半身麻酔や目が覚めている状態で手術することに不安を感じている方は非常に多くいらっしゃいます。当院では手術室に入るとすぐに点滴から静脈麻酔を行い、眠っている状態で局所麻酔も行います。眠っているうちに手術が終了するので、身体や気持ちへの負担が少なく手術をうけていただけます。
(痔核の個数や大きさ、体格などにより低位腰椎麻酔や仙骨硬膜外麻酔を行う場合があります。)
いずれの術式も日帰り手術が可能です(診察時に日帰りでの手術ができないと判断する場合があります)。
当院では、日本大腸肛門病学会専門医・指導医(Ⅱb ; 肛門科)と、
臨床肛門病技能認定医・指導医の院長が担当します。
肛門疾患の手術後は、出血と疼痛のケアが最も重要です。排便などにより手術の傷に負担がかかってしまうため、まれなケースですが出血や便秘、疼痛の増強など思わぬトラブルにつながる場合があります。
以下の注意点を守りましょう。
日帰り手術とは?
日帰り手術は、手術した当日に帰宅できる手術計画のことです。
日本では、外科領域の日帰り手術センターが全国の病院で行われるようになったのが1990年代後半からです。初めは局所麻酔で行う外来手術といったやり方が多かったですが、麻酔法や手術方法などの技術の進歩により、体への負担の少ない日帰り手術が可能となりました。
日帰り手術はどんな人が希望されるのですか?
仕事や家庭、学校などで入院が難しい方が希望されるケースが多いです。ビジネスマン、OL、育児や介護などで時間がとりにくい主婦の方、自営業の方、学生の方などです。
近年は、入院の計画もできるけれど、日帰り手術の話を聞いて考えたいといわれて受診される方も増えています。
日帰り手術は入院手術と何が違うの?
当院で日帰り手術の対象となっている病気の手術方法は、入院で行う標準的な手術方法と変わりはありません。違うのは麻酔方法です。
入院手術の場合は、背中から針を刺して行う下半身麻酔や気道にチューブを入れる全身麻酔で行うことが多く、手術に必要な麻酔とはいえ体の負担は大きくなります。当然ですが、そのような麻酔が安全面で重要であることも付け加えておきます。
日帰り手術では十分量の局所麻酔を工夫して使いますので、静脈麻酔(点滴から眠くなる薬を入れる麻酔)の投与量を減らすことが可能であり、必要最小限の麻酔で手術を行うことができます。これにより“眠っている間に”“痛みを感じることなく”“すぐに歩ける”を実現できます。
日帰りだから「中途半端な治療?」とイメージされている方もいらっしゃいますが、全く反対で、体への負担を考慮した「最も体にやさしい治療」であると考えています。
日帰り手術のメリットは?
手術のために入院が必要となると、仕事や家庭、学校など生活リズムへの影響が大きいですが、日帰り手術では日常生活の延長上で手術をうけることができ、早期に社会復帰ができます。
また、入院費がないので入院での手術より治療費が安くなります。
医学の進歩により、帰宅しても問題ない手術分野は拡大しています。国が進める医療費の削減にもつながるため、将来的に日帰り手術をさらに推進していく可能性もあると思われます。実際に、日本国内でも日帰り手術を行うクリニックや病院は確実に増えています。
日帰り手術のデメリットは?
日帰り手術は多くのメリットがありますが、デメリットもあります。代表的には、痛みと予期せぬ合併症の2点が挙げられます。
まずは、痛みのケアです。手術ですので、日帰り手術でも入院手術でも術後の痛みは同様に生じますが、個人差があります。通常は痛みがほどんどない状態で帰宅することが可能ですが、思わぬ痛みで仕事を急遽休んだ、など日常生活に支障をきたすこともまれにあります。
もう一点は、予期せぬ合併症が起きた場合です。非常にまれですが、出血などに対する処置が必要となる場合があります。 日帰り手術だけが痛みや合併症が多いわけではありませんが、これらによる日常生活への予期せぬ支障が生じた場合に、どうしても“日帰りをしたから”という気持ちになってしまうことがあります。
当院では、このような合併症もお話ししたうえで、日帰り手術を希望される方に治療を行っています。
大事な手術の決断ですので、わからないことは診察時に遠慮なく聞いてください。
本当に手術した当日に帰宅しても大丈夫?
手術した当日に帰宅することに不安を持たれている方は多くいらっしゃいます。当院では、手術終了後の安静時間を十分にとり、専属スタッフが常に対応可能な環境を整えていますのでいつでもご相談いただけます。麻酔からの覚め具合や疼痛の程度などを医師が確認した上でご帰宅いただきます。
術後の体調不良にも緊急連絡をお受けしていますので、不安なことがあればいつでもご連絡いただけます。
受診したらすぐに手術できますか?
まずは手術適応かどうか診察します。手術が必要と判断した場合でも、安全に手術ができる状態かどうかの検査(血液検査や心電図など)を受けていただけます。その結果をもとに手術を判断しますので、受診した当日の手術は原則できません。緊急の状態の場合は病状に応じて判断いたします。
どれくらいの期間で海外渡航(出張)ができますか?
手術方法によって異なります。以下はおおむねの目安となります。
肛門手術:術後1~2か月 (ジオン硬化療法を除く)
下肢静脈瘤手術:術後1か月
高齢者でも日帰り手術は可能ですか?
基本的に日帰り手術を受けていただけます。治療中の病気や過去にかかった病気などをお聞きし、手術前の検査で問題ないことを確認いたします。実際に、問題なく治療を受けられご自身で歩いて帰られる方はたくさんいらっしゃいます。反対に、入院で治療を行うと、その環境の変化により一時的な認知症状が進むこともありますので、日常生活の延長上で行う日帰り手術はメリットが大きいと考えます。ただ、思わぬ痛みなどで生活に不自由することもありますので、身の回りのお世話ができる付き添いの方が必要です。お一人暮らしのご高齢の方には日帰りをお勧めしていませんが、ご家族の協力が得られた場合は手術を受けていただけます。
Kunio Touge
院長 藤解 邦生
当院に勤務するまでは、消化器がんを中心としたがん治療、外科領域の日帰り手術、大腸肛門専門病院やがんセンターでの内視鏡診療と肛門手術を行ってまいりました。
肛門・おしりの症状は、気恥ずかしさから受診を躊躇される方も多く、受診が遅れてしまう傾向があります。いぼ痔をはじめとした肛門疾患は、早期に治療を行えば入院の必要が無い日帰り手術や保存療法で完治が見込めます。
当院では、患者様のプライバシーに配慮していますので、悩まれている方もお気軽にご相談ください。
160坪の設備の整った広い院内で安全面に十分配慮して、肛門の日帰り手術を行っています。
皆様に、少しでも楽に、安全で、安心できる医療を受けていただくことを目指していきたいと思います。 よろしくお願いいたします。