診療案内

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外科

当院での外科治療として、外傷・熱傷・皮膚及び皮下の腫瘍などを対象疾患としております。近隣のクリニックや医療機関とも提携しておりますので、専門的な治療が必要な場合は適切な治療ができるようご対応させていただきます。

外科といえば手術、とイメージを持たれるかと思いますが、手術とは関係ない患者さんも多く通院されておりますので、まずは受診され医師にご相談ください。

外科

消化器内科

  • 胃炎

    急性胃炎は、消化器の病気の中でもっとも多いもののひとつです。胃壁の粘膜に急性の炎症やただれが起こり、腹痛などが起こります。
    慢性胃炎は、胃の粘膜に慢性の炎症が認められる場合をいい、一般的には慢性の胃の症状があっても、腫瘍やガンなど特別な病気のない胃の炎症を指します。この病気には固有の症状がないのが特徴で、ほとんどすべての人にあるといわれるほど多い病気です。原因は急性・慢性によって様々ですが、年齢を重ねるにつれて見られる一種の加齢現象ともいわれています。
    また不規則な食事や不摂生をしている人にもよく見られます。

  • 食道炎

    食道炎とは、食道の炎症です。
    特に多いのが逆流性食道炎で、胃酸などが食道に逆流して食道の粘膜を障害し、炎症が起きたり潰瘍ができます。胃酸の食道への逆流を防いでいる筋肉の力が低下すると、胃内容物が逆流すると考えられています。

  • 過敏性腸症候群

    日本人の約1~2割にみられるといわれる非常にポピュラーな病気です。
    医学的には、こうした症状が「1年のうち12週間以上つづく場合」と決まっていますが、通勤や外出に差し障るようになれば、過敏性腸症候群の可能性が高いでしょう。
    通勤途中、電車を降りてトイレに駆け込むことがよくあるとか、おなかの調子が心配で、外出する気になれないという人は、この病気を疑ってください。過敏性腸症候群は、「検査をしても異常がない」ことが特徴ですが、おもな原因はストレスです。ストレスによって自律神経が乱れ、腹痛や下痢、便秘の症状を引き起こすのですが、一度症状がでるようになると、「またおなかが痛くなったらどうしよう?」という不安がストレスとなり、新たな症状を引き起こしてしまいます。

消化器内科

内視鏡内科

  • 胃がん

    日本人に最も多いがんで、50歳以上の男性に多く見られます。ヘリコバクター・ピロリ菌の胃炎にかかった人は、胃がんになりやすいといわれています。
    胃の粘膜下層にとどまっている早期胃がんの場合は、手術により90%以上が治療可能です。さらに、粘膜下組織までしか浸潤せず、リンパ節転移もない場合は内視鏡的な治療も可能です。しかし、この時期には自覚症状がないため、定期検査(胃の内視鏡やレントゲンなど)で見つけるしかありません。
    進行胃がんでも約半数が治癒していますが、早期発見が鍵となるでしょう。

  • 大腸がん

    日本で胃がんに次いで2番目に患者数が多いがんです。主な症状としては、血便などが挙げられますが、早期の場合は自覚症状がありません。
    大腸内視鏡検査を行うことで、大腸がんを早期発見できるだけでなく、良性のうちにポリープを切除することで大腸がんを予防できます。

内視鏡内科

肛門科

  • 痔ろう(あな痔)

    特に男性に多い疾患です。痔ろうは、肛門の周囲が腫れて膿み、膿が溜まってできた肛門周囲膿瘍が自然に破れたり、膿が出た後の孔がふさがらず残っている状態です。
    炎症がさらに広がると、肛門周囲の皮フや肛門粘膜に何本も瘻管ができます。

  • 痔核(イボ痔)

    直腸や肛門回りの静脈が密集している場所が膨れあがり、しこりになった状態です。このしこりを痔核といい、発生する場所によって内痔核と外痔核に分けられます。
    直腸粘膜の下にできるものを内痔核、肛門外側の皮フの下にできるものを外痔核と呼びます。 痔核は肛門疾患のおよそ半数を占めます。原因はいろいろありますが、常習便秘、排便時にいきむ、力仕事や過度の飲酒、妊娠(出産時のいきみによる)などが 原因で起きることが多い疾患です。

  • 裂肛(切れ痔)

    裂肛とは、肛門周囲の粘膜や皮フが切れ傷ができたものです。
    硬い便を排泄する時、肛門の粘膜や皮フが切れることで起こります。炎症を起こすと治りにくく、慢性の潰瘍となる場合もあります。同じ場所が何度も切れるとその周囲が肥大して厚く盛り上がって硬くなり、さらに治りにくくなります。近年は若い女性にも多い疾患です。

  • 肛門疾患

    肛門疾患では、症状に応じて、座薬や軟こう、鎮痛剤、抗炎症剤などの薬物療法を行います。放置すると貧血が生ずる場合もあります。
    また、食事の改善だけでは便秘改善できないときは整腸剤や緩下剤を服用します。症状が重い場合や、再発を繰り返すような場合は、手術することもあります。特に、痔ろうの場合は症状が悪化しないうちに早めに手術します。手術は20分程度で、日帰り手術も可能です。

肛門科

整形外科・リハビリ

  • 腱鞘炎

    筋肉の動きを伝えて関節を動かす組織が腱を包む腱鞘は、腱の動きの方向を決定したり、腱の動きをスムーズにする働きをしていますが、 この腱鞘が炎症を起こした状態を腱鞘炎といいます。
    原因は、使いすぎによるものと、トゲが刺さるなどして細菌が腱鞘内に入り、化膿が腱鞘に及んだものとがあります。

  • 五十肩(肩関節周囲炎)

    五十肩は、中高年(40~50歳)に多く、肩が痛み、腕が上がらなくなるなどの肩関節の障害が出る病気です。肩の痛みと運動に障害があって、特定の原因のないものを五十肩と呼んでいます。肩関節周囲組織の炎症によるもので「肩関節周囲炎」ともいわれています。
    原因は、肩周辺の筋肉や腱に年齢的な変化による摩擦や変性が生じることで、そこから痛みや炎症が始まります。
    さらに痛みが続き強くなると、肩関節が思うように動かせなくなります。痛みがもっとひどくなると、ますます肩関節が動かしにくい状態になり、こうした悪循環が炎症と病変部を広げて、関節内外に癒着(ゆちゃく)を起こしてしまうこともあります。

  • 坐骨神経痛

    坐骨神経は、第4腰髄から第3仙髄より出た神経が集まって、腰から骨盤を経由してお尻へ、さらにももの後部を通って足へと向かう神経で、ひざから総腓骨(そうひこつ)神経と脛骨(けいこつ)神経に分かれます。全身の中でいちばん長く皮フに近いところを通っており、寒冷、圧迫、外傷などの影響を受けやすいので、神経痛が起こりやすくなります。
    坐骨神経痛の痛みはももの後部に沿って、ふくらはぎから足の裏にまで及びます。

  • 骨粗しょう症

    骨粗しょう症とは、「骨強度の低下によって骨の脆弱性が亢進し、骨折リスクが増大した疾患」と定義されています。
    老化と密接な関係がある骨の老人性変化ですが、特に閉経期後の女性に多く見られ、男性でも70歳以降には増えてきます。
    骨粗しょう症になると、足のつけ根や手首、腕のつけ根などに骨折が起こりやすくなります。特に足のつけ根の骨折が原因で、寝たきりになるケースが増えています。
    原因は年齢による骨組織の老化に加えて、カルシウムの代謝や骨の新陳代謝を促すサイトカインという物質の過剰分泌を抑制するエストロゲンという女性ホルモンが分泌されなくなるため、骨の生成と骨からのカルシウム吸収のバランスがくずれて生じます。

整形外科・リハビリ